
先日ポットのお湯でうっかりやけどをしてしまいました。
病院に行く程ではないけれど、翌日になってもヒリヒリ痛むのでドラッグストアで見つけた「メンターム」を買ったんです。
メンタームのおかげでやけどはすっかり治ったのですが、効能をじっくり見てみると様々な肌トラブルに対応してくれる塗り薬ということが分かり驚きました。
まさに万能薬!
かなり幅広いトラブルに効果があるメンタームの正体が気になるので調べてみました。
目次
メンタームの効能・効果は幅広い

すごくないですか?
傷ややけどに効くイメージはもともとあったのですが、虫さされや手荒れ、打撲、神経痛にまで効くとは!
筋肉ロイマチスというのは聞き慣れない言葉ですが、関節・筋肉・骨などに痛みや腫れを起こす病気の総称で、主に関節リウマチのことを指すそうです。
メンタームの成分
傷などの皮膚表面のトラブルだけではなく、神経痛やリウマチなどの痛みにも効くメンタームの成分がすごく気になりますね。
成分は次のように表示されています。
- dlカンフル・・・鎮痛作用があり、清涼感のある刺激作用により痛みやかゆみをやわらげる
- l-メントール・・・ハッカ臭を持つ。鎮痛作用があり清涼感のある刺激作用により痛みやかゆみをやわらげる
- ユーカリ油・・・痛みや血液循環に有効にはたらく
添加物として、白色ワセリン、黄色ワセリン、パラフィン、酸化チタン、テレビン油、サリチル酸メチルを含む。
色々なトラブルに効く割に、成分は意外にシンプルに感じます。
メンタームは擦り傷の治りかけのかゆみにも効果抜群だった

つい最近娘が学校帰りの坂道で派手に転んだらしく、両膝血まみれになって帰って来ました。
血と黄色い液体?が数日間染み出ていたので、消毒しつつガーゼを貼って処置していたんですが、擦り傷が治ってきてかさぶたになると「かゆい、かゆい」とうるさくて。
そこでふと擦り傷にもかゆみにも効くメンタームのことを思い出し、塗ってみたら効果抜群!
嘘のようにかゆみがおさまり一切かゆくなくなったそうです。(娘談)
もちろん傷もきれいに治ってきて「メンタームすごいな」と感動してしまいました。
メンタームとメンソレータムは違うのか?

メンタームとメンソレータム、名前も見た目もすごく似ていますが何が違うのでしょうか?
メンタームは近江兄弟社の商品、メンソレータムはロート製薬の商品。
実は成分はほとんど同じです。
もともとメンソレータムはアメリカで開発された塗り薬で、近江兄弟社の前身の会社が国内販売権の特許を取得し輸入を始めました。
ところが経営が悪化した近江兄弟社が倒産。
その後ロート製薬が国内販売権の特許を取得しメンソレータムの販売を始めます。
後に近江兄弟社も再建したのですが、「メンソレータム」という商品名はロート製薬がすでに使っていたため「メンターム」という商品名で独自の塗り薬を製造販売したそうです。
現在は名前も成分も似ていて共存している塗り薬ですが、なかなか複雑な歴史があったんですね!
日本経済新聞社の記事が興味深かったです。
メンタームの効果が万能で驚いた話のまとめ
私のやけども、娘の派手な擦り傷もメンタームのおかげで治りも早く助かりました。
ひび、あかぎれのような手荒れにも効くとのことなので、冬になったら手にも塗ってみようと思います。
あのメントールのニオイもなんとなく懐かしくて落ち着くんですよねー。
かなり幅広い皮膚のトラブルや痛みにまで効果があるメンタームは一家にひとつあると安心ですね^^
我が家は大き目サイズを買ったのですが、コスパがいいので数年間は持ちそうです。